石鞏張弓(読み)セッキョウチョウキュウ

デジタル大辞泉 「石鞏張弓」の意味・読み・例文・類語

せっきょう‐ちょうきゅう〔セキキヨウチヤウキユウ〕【石×鞏張弓】

三平開胸さんぺいかいきょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「石鞏張弓」の意味・読み・例文・類語

せっきょう‐ちょうきゅうセキキョウチャウキュウ【石鞏張弓】

  1. 〘 名詞 〙 中国故事。唐の禅僧石鞏は僧が来ると弓を引いて試したが、義忠禅師(三平)は自ら胸を開いて人を殺す矢か活(い)かす矢か問うたので、石鞏は弓を捨てたという。画題としてよく用いられる。三平石鞏。三平開胸

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android