研鑽(読み)ケンサン

デジタル大辞泉 「研鑽」の意味・読み・例文・類語

けん‐さん【研×鑽】

[名](スル)学問などを深く究めること。「日夜研鑽を積む」「自ら研鑽して習得する」
[類語]考究探究学問討究講究調査分析論究攻究究理勉強スタディーリサーチ学習勉学勤学研修研学修学修業しゅぎょう・しゅうぎょう修練習練稽古けいこ学業復習学ぶ(―する)究める調べる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「研鑽」の意味・読み・例文・類語

けん‐さん【研鑽】

  1. 〘 名詞 〙 学問などを深くきわめること。研究
    1. [初出の実例]「今日天孫初問道、欲聰悟研鑽」(出典本朝麗藻(1010か)下・冬日陪於飛香舎聴第一皇子始読御注孝経〈藤原公任〉)
    2. 「新郎は農科大学に猶獣医学の研鑽をつづけ」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一〇)
    3. [その他の文献]〔爾雅‐序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「研鑽」の読み・字形・画数・意味

【研鑽】けんさん

深く研究する。晋・郭璞爾雅の序〕璞、檮昧(たうまい)(愚か)を揆(はか)らず、少(わか)くしてふ。鑽に沈むこと、二九載(十八年)を極む。

字通「研」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android