砲撃(読み)ホウゲキ

デジタル大辞泉 「砲撃」の意味・読み・例文・類語

ほう‐げき〔ハウ‐〕【砲撃】

[名](スル)砲弾攻撃すること。「海上から砲撃する」→爆撃
[類語]銃撃射撃発射発砲実射乱射速射掃射狙撃爆撃狙い撃ち射る射落とす撃つ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「砲撃」の意味・読み・例文・類語

ほう‐げきハウ‥【砲撃】

  1. 〘 名詞 〙 砲弾で攻撃すること。〔日誌字解(1869)〕
    1. [初出の実例]「各所の砲台一同に亜船を目がけて砲撃(ハウゲキ)なせば」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「砲撃」の意味・わかりやすい解説

砲撃
ほうげき
bombardment

砲をもって敵を攻撃すること。今日の軍事技術に則していえば,ミサイルなどによる攻撃にも砲撃とみなされるものがあろう。空軍力による砲撃は特に空襲 aerial bombardmentと呼ばれる。戦時国際法は,一般的に無差別砲撃を禁止している。防守されている地域に対する砲撃にも,強襲の場合を例外として,砲撃をあらかじめ通告し,一般市民に人道的考慮を払うとともに,文化財病院などを砲撃の対象から除く配慮が必要とされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android