磯廻（読み）イソミ

デジタル大辞泉「磯廻」の意味・読み・例文・類語

《「み」は動詞「み（廻）る」の名詞化で、曲がりめぐること、また、そのような地形をいう》
１磯に沿ってめぐること。
「大舟に真梶しじ貫ぬき大君の命みことかしこみ―するかも」〈万・三六八〉
２湾曲している磯。
「馬並なめていざ打ち行かな渋谿しぶたにの清き―に寄する波見に」〈万・三九五四〉

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