祇園臨時祭(読み)ぎおんりんじさい

精選版 日本国語大辞典 「祇園臨時祭」の意味・読み・例文・類語

ぎおん‐りんじさい ギヲン‥【祇園臨時祭】

〘名〙 京都祇園社(今の八坂神社)で、祇園会(ぎおんえ)翌日の六月一五日に行なった祭。朝廷から奉幣使が遣わされた。《季・夏》
台記‐久安六年(1150)六月一五日「伝聞、祇園臨時祭之間、少将実長朝臣、与蔵人源頼行諍論、甚以狼藉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「祇園臨時祭」の意味・読み・例文・類語

ぎおん‐りんじさい〔ギヲン‐〕【祇園臨時祭】

京都の祇園社で、祇園会ぎおんえの翌日、陰暦6月15日に行った祭礼。朝廷から奉幣使が遣わされた。慶応元年(1865)再興されたが、その後は再び廃絶した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android