祈(漢字)

普及版 字通 「祈(漢字)」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 8画

(旧字)
人名用漢字 9画

(異体字)
13画

[字音]
[字訓] いのる

[説文解字]
[甲骨文]
[金文]

[字形] 形声
声符は斤(きん)。斤に圻・沂(き)の声がある。〔説文〕一上に「を求むるなり」とあり、前条の祓に「惡を除く祭なり」とあるのと合わせて、祭にはこの二義があった。金文に字をに作り、後期の器銘にはなどの字を用いる。みな軍行に当たって、あるいは遠行に際して無事を祈願したものであろう。金文にまた・介・乞・(害)などの字を祈求の義に用いる。みな声の近い字である。

[訓義]
1. いのる、もとめる。
2. つげる。
3. 圻・と通じて用いる。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 伊乃留(いのる) 〔名義抄 コフ・イノリ・ムクユ・ネガハクハ・モトム/年 トシコヒ

[語系]
giiは同声。介keat、kathat、乞(气)khitも声近く、みな祈求の意がある。

[熟語]
祈雨・祈・祈寒・祈願祈祈祈喜・祈求祈候祈告祈穀祈賽祈祉祈珥・祈・祈祝祈勝祈祥祈禳・祈請・祈奏祈沈・祈・祈年祈念・祈福祈祓・祈父祈報祈望
[下接語]
供祈・祈・虔祈・斎祈・秋祈・牲祈・多祈・陳祈・祈・報祈

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

姥桜

1 葉が出るより先に花が開く桜の通称。ヒガンザクラ・ウバヒガンなど。葉がないことを「歯無し」に掛けた語という。2 女盛りを過ぎても、なお美しさや色気が残っている女性。[類語]オールドミス・老嬢...

姥桜の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android