精選版 日本国語大辞典 「祝儀」の意味・読み・例文・類語
しゅう‐ぎ シウ‥【祝儀】
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祝いの儀式のこと、転じてその際引出物として贈られる金品をいう。凶事の儀式・贈り物をさす不祝儀(ぶしゅうぎ)と相対する。祝儀がもっとも多くみられるのは妊娠、出産から始まる通過儀礼に際してで、以後、初宮参り、食い初(ぞ)め、初誕生、初節供、七五三(髪置(かみおき)、帯解(おびとき)など)、入学祝い(手習い始め、読始めなど)、卒業祝い、成人式(元服、鉄漿(かね)付けなど)、婚礼、還暦、米寿などと続いていく。そのほか、正月や節供、村祭りや刈上(かりあ)げなど年中行事、農耕儀礼に伴うもの、新築や屋根葺(ふ)きなど家の暮らしからおこるもの、また、大漁祝いや船おろしなど生業に基づくものなど、祝儀の機会はきわめて多い。
祝儀・不祝儀に際して金品を贈り、祝意なり弔意なりを表すことは古来交際の基本として重視され、各家で祝儀帳、香典帳などを作成して備忘録とする習わしである。また祝儀の金品を花(はな)、心付けなどといい、祭りなど催し事にあたる者に贈る風があり、やがて芸人や職人の間にも盛行するようになった。
[竹田 旦]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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