皇位の象徴としての宝器で,神祇令によれば鏡・剣の2種。璽は中国では白玉でつくった皇帝の印で,日本では鏡・剣をこれにあてた。また鏡・剣とは別に,印もしくは玉を神璽と称することがあり,平安時代以降は,宝剣と神璽(伝国璽)とがつねに天皇の身辺におかれた。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…景行記,景行紀によれば東征の途次伊勢に立ち寄った日本武(やまとたける)尊はおばの倭姫命から草薙剣を授けられたが,帰途これを尾張の宮簀(みやず)姫のもとにとどめて病没したため,剣は尾張にまつられることとなったという(熱田神宮の起源)。《古語拾遺》によれば鏡と剣を移しまつるに際し模造品を造って宮中にとどめたが,これが後世即位に当たって新帝に献上される〈神璽(しんじ)の鏡と剣〉であるという。伊勢・熱田の神体の鏡・剣と宮中のそれとは元来別のものであったが,それらを統一的に物語る必要から模造品の話が作られたとみる説もある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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