神襟(読み)しんきん

精選版 日本国語大辞典 「神襟」の意味・読み・例文・類語

しん‐きん【神襟・神衿】

  1. 〘 名詞 〙 神の思し召し。また、貴人の心のうち
    1. [初出の実例]「神衿弄春色、清蹕歴林泉」(出典懐風藻(751)春日応詔〈巨勢多益須〉)
    2. [その他の文献]〔謝朓‐斉敬皇后哀策文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「神襟」の読み・字形・画数・意味

【神襟】しんきん

むねの中。陳・徐陵〔新亭送別、応令〕詩 襟、別を愛(をし)み 睇(りうてい)、を極む

字通「神」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android