秀異(読み)しゅうい

精選版 日本国語大辞典 「秀異」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐いシウ‥【秀異】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 他のものより非常にすぐれていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「山水有秀異、与子共盤旋」(出典:雲猿吟(1429頃)桃華小隠為徳岩進蔵主作)
    2. [その他の文献]〔漢書‐食貨志・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「秀異」の読み・字形・画数・意味

【秀異】しゆう(しう)い

並外れてすぐれる。唐・杜甫〔北征〕詩 越女、天下に白し 湖、五涼し 溪(せんけい)秀異を(つつ)む 罷(や)めんと欲するもるること能はず

字通「秀」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android