精選版 日本国語大辞典 「秋成」の意味・読み・例文・類語
しゅう‐せい シウ‥【秋成】
あき‐なり【秋成】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
秋に納入する年貢のことで、田の年貢のことである。納期や収穫期にちなんだ呼称。1794年(寛政6)成立の『地方凡例録』には「租税と云ハ(中略)田畑より納る貢物(ミツギモノ)のことにして、之を両税と云、即ち秋糧夏税(シウレウカゼイ)之なり、偖(サテ)此秋糧と云は秋成(アキナリ)にて田の年貢を云、夏税(カゼイ)ハ夏成(ナツナリ)にて畑の年貢を云」とある。他方、実際の徴税にあたっては畑年貢のことも秋成と言っており、1843年(天保14)相州鎌倉郡手広村の申送書(『神奈川県史』資料編8)では畑方年貢金の納期について、夏成は7月12日迄、秋成は9月30日迄、冬成は12月28日迄で、残金は翌年3月晦日迄としている。
[門前博之]
『大石久敬著、大石信敬補訂『改正補訂 地方凡例録』上下巻(大石慎三郎校訂、1969・近藤出版社)』▽『神奈川県企画調査部県史編集室編集『神奈川県史 資料編8』』
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…大坂曾根崎で私生児として生まれたが,生母が大和国名柄村庄屋末吉家の縁戚,松尾ヲサキであることは確定した。実父は,まだ確証を得ないが,秋成の出生時すでに死去していた小堀左門政報(まさつぐ)と考えられる。この説が正しければ,秋成は近世初期の数寄大名として著名な小堀遠州の隠れた子孫ということになる。…
※「秋成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新