租入(読み)そにゅう

精選版 日本国語大辞典 「租入」の意味・読み・例文・類語

そ‐にゅう‥ニフ【租入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 租税による収入
    1. [初出の実例]「租入甚減、何農夫之無状也」(出典:弘道館記述義(1852)下)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐成武孝侯順伝〕
  3. 租税を納めること。また、その租税。

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普及版 字通 「租入」の読み・字形・画数・意味

【租入】そにゆう(にふ)

租税収入。唐・柳宗元〔捕蛇者の説〕永州の野に異蛇をす。質にして白なり。~其の始め、大王命を以て之れを聚め、ごとに其の二を賦す。能く之れを捕ふることり、其の租入に當つ。永の人、爭ひて走す。

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