種子島(火縄銃)(読み)たねがしま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「種子島(火縄銃)」の意味・わかりやすい解説

種子島(火縄銃)
たねがしま

日本火縄銃の俗称。1543年(天文12)に大隅(おおすみ)国(鹿児島県種子島に漂着したポルトガル人によって初めて日本にもたらされた火縄銃は、最初の製銃地となった種子島の名とともに全国に広まった。

[小橋良夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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