窮死(読み)キュウシ

デジタル大辞泉 「窮死」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐し【窮死】

[名](スル)窮迫うちに死ぬこと。
枯野に―した先達を歎かずに」〈芥川枯野抄

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精選版 日本国語大辞典 「窮死」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐し【窮死】

  1. 〘 名詞 〙 窮迫して死ぬこと。生活難病気に苦しんで死ぬこと。
    1. [初出の実例]「六十六歳を一期として吉原土堤下の茅屋に窮死(キウシ)するまで」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)

窮死の補助注記

国木田独歩の小説に「窮死」(一九〇七)がある。

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