デジタル大辞泉 「立地」の意味・読み・例文・類語 りっ‐ち【立地】 [名](スル)1 産業を営むのに適した土地を選び決めること。また、そこに商店や工場などをつくること。「工業立地」2 立場。立脚地。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「立地」の意味・読み・例文・類語 りっ‐ち【立地】 〘 名詞 〙① 産業などを営む際、まわりの自然的・社会的条件を考えて場所を定めること。また、そこに工場や商店などをつくること。② 地上にたつこと。その場所。また、立場。立脚地。[初出の実例]「深山高峰の冬夜は、おもひやるに、人物の窻前に立地すべきにあらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持)③ たちどころ。即時。[初出の実例]「立地に凡を転じて聖となさん者がなにか大事かと云」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「立地」の読み・字形・画数・意味 【立地】りつち たちどころに。〔宋史、呉時伝〕時、を爲(つく)るになり。未だ嘗(かつ)て稿を屬(つく)らず。筆すれば已(すで)に就(な)る。兩學之れを目(なづ)けて立地書廚(しよちう)と曰ふ。字通「立」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「立地」の意味・わかりやすい解説 立地りっちlocation 工場や家屋などが特定の地表空間を占拠すること。さらに占拠するために好適な条件のところを選定することをもいう。立地を研究する学問は,立地論で,経済学の一分野であるが,地理学にも密接な関係がある。各産業の立地条件に関する理論が多くの経済学者や地理学者によって打立てられ,J.チューネン,A.ウェーバーなどの理論が有名。 (→立地因子 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報