精選版 日本国語大辞典 「端金」の意味・読み・例文・類語
はした‐がね【端金】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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木工用の締め付け具。家具や箱、襖(ふすま)、障子戸などをつくるときに使用される。端金は鉄、真鍮(しんちゅう)、アルミ合金製などがあり、締め付けねじ・あご・棹(さお)・固定ねじという部品から構成されている。角棒の一端に締め付けねじがあり、部材を挟むためのあごが二つ通してある。あごの一方には固定ねじがあり、もう一方は自由に動かせるようになっている。
使い方は、まず圧着させたいものの長さにあわせて二つのあごを広げ、締め付けねじと固定ねじをゆるめ、あごとあごの間に締め付ける木材を挟み、固定ねじを留めてから締め付けねじで締め付け、材料を圧着させる。締め付けには、普通2本一組で表裏から締め付ける。
端金と用途が類似する工具にクランプがある。クランプは、材料を作業台に固定するもので、締め具ともいわれ、ねじ部分を締め付けて使う。作業するとき材料が動いてしまうと作業ができない場合、クランプを使えば作業台にしっかり固定し作業がしやすくなる。端金はクランプのうちの一つである。
[赤尾建蔵 2021年7月16日]
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