竹矢来(読み)タケヤライ

デジタル大辞泉 「竹矢来」の意味・読み・例文・類語

たけ‐やらい【竹矢来】

竹をあらく交差させてつくった囲い。

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精選版 日本国語大辞典 「竹矢来」の意味・読み・例文・類語

たけ‐やらい【竹矢来】

  1. 〘 名詞 〙 竹を粗く縦横に組んで垣としたもの。
    1. [初出の実例]「せぎゃうのにはのたけやらひ」(出典:評判記・もえくゐ(1677))

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百科事典マイペディア 「竹矢来」の意味・わかりやすい解説

竹矢来【たけやらい】

矢来

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世界大百科事典(旧版)内の竹矢来の言及

【矢来】より

…丸太矢来は丸太を掘立てとし,根元には根がらみ貫(ぬき),その上に通し貫を2本ほど水平に通して,縄で結びつけて固める。竹矢来は丸太柱を掘立てとし,横に竹を通して,縦に矢来子(やらいこ)の竹を縄で結びつける。矢来子を交互に斜めにたてるのが菱矢来,縦横に通すのが角矢来である。…

※「竹矢来」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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