笠利湾(読み)かさりわん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「笠利湾」の意味・わかりやすい解説

笠利湾
かさりわん

鹿児島県奄美大島(あまみおおしま)北東部にある沈水性の湾。湾口部は両側からの岬によって幅が狭いが、湾内は比較的広くなっている。湾内に小岬が二つ突出し、龍郷(たつごう)、赤尾木(あかおぎ)、赤木名(あかきな)の3入り江に分かれている。湾内の面積約34平方キロメートル、水深は20メートル内外で、東半部には裾礁(きょしょう)もみられる。笠利半島を含めこの付近奄美群島国立公園指定されている。

[塚田公彦 2019年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 日本

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む