第一人者(読み)ダイイチニンシャ

デジタル大辞泉 「第一人者」の意味・読み・例文・類語

だいいちにん‐しゃ【第一人者】

ある社会分野で、いちばんすぐれていると認められた人。「臨床医学の第一人者
[類語]権威大御所泰斗たいと大家たいか耆宿きしゅくオーソリティー達人名人名手妙手エキスパート巨星巨匠名匠名工巧手腕利き腕扱き腕達者手足れ手利き有能敏腕辣腕得手特技専売特許上手得意売り物十八番おはこお家芸お株お手の物達者堪能巧者得手物器用多才うまたく巧妙潰しが利くくする腕が立つ怪腕凄腕プロ専門家スペシャリスト玄人くろうと本職ゼネラリストセミプロプロフェッショナルたくみ仕事師遣り手素人しろうと離れ玄人くろうとはだし神業かみわざベテランソムリエスキルドワーカーマイスタープロパー

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精選版 日本国語大辞典 「第一人者」の意味・読み・例文・類語

だいいちにん‐しゃ【第一人者】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 ある社会や分野でもっともすぐれていて、他に肩を並べる者がいないほどの人。〔新らしい言葉の字引(1918)〕
    1. [初出の実例]「名実共に日本の俳壇に於ける第一人者であった」(出典:芭蕉(1922)〈吉田絃二郎〉)
  2. [ 2 ] 戯曲一幕。真山青果作。明治四〇年(一九〇七)発表。同四四年初演。北極探検から一人生還し、世間冷笑の中で探検記刊行に執念をかける崎博士が、やがてその行為にむなしさを感じる。イプセンの影響が濃い作者の戯曲の処女作

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