第一歩(読み)だいいっぽ

精選版 日本国語大辞典 「第一歩」の意味・読み・例文・類語

だいいっ‐ぽ【第一歩】

〘名〙 物事が始まる、または、物事を始める最初一歩。第一の段階
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「強弱盛衰の決実に懸て第一歩の争に在り」
小学読本(1884)〈若林虎三郎〉三「手紙の文は平常学ぶ所のものと文体全く異なれば平常の文体と比較して殊に能く練習して手紙を書するの第一歩を了得せしめんことを務むべし」

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デジタル大辞泉 「第一歩」の意味・読み・例文・類語

だいいっ‐ぽ【第一歩】

物事の始まり、または始め。第一の段階。「世界平和への第一歩を踏み出す」
[類語]初等初歩しょっぱな序の口皮切り口開けはなはじめ第一声開口一番まず最初第一一次原初嚆矢こうし手始め事始め優先一番いの一番真っ先先立ち先頭当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭出出でだ滑り出し初手出端ではなはし取っ付きあたまのっけスタート取り敢えず差し当たりひとまず当座始まり始まる始めるトップ初発発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり開始幕開き開幕立ち上がり口切り最優先何をおいても何はさておき何はともあれ口火を切る先ず以て

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