精選版 日本国語大辞典 「筆の立ち所」の意味・読み・例文・類語
ふで【筆】 の=立(た)ち所(ど)[=立(た)て所(ど)]
- 紙の上に筆をおろして、字を書く場所。「筆の立ち所も知らず」で、嘆きや悲しみのために字の乱れたさまをいう。
- [初出の実例]「霞にたちこめられて、ふでのたちどんしられねば」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
- 「此文をあけて御覧ずるに〈略〉筆のたてともよのつねならず」(出典:高野本平家(13C前)九)
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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