筋を売る(読み)すじをうる

精選版 日本国語大辞典 「筋を売る」の意味・読み・例文・類語

すじ【筋】 を 売(う)

  1. 演劇で、幕あきに出る仕出(しだ)しの役者などが、あらかじめ、その狂言のあらすじなどを話し合う。すじを振る。
  2. なりゆき、趣向などを話す。また、前もってそれとなく話しておく。すじを振る。〔南水漫遊拾遺(1820頃)〕
    1. [初出の実例]「狂言のすじがうりこんであるものだから、こっちが先へかけぬけて山谷堀から帰り船」(出典:歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む