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南北朝時代の連歌(れんが)論書。二条良基(よしもと)著。1357年(正平12・延文2)以後、1372年(文中1・応安5)以前に成立。常陸(ひたち)国筑波から参上した老翁に連歌の道について質問し、老翁がそれに答えるという形式で叙述が進められている。内容は連歌概論ともいうべきものであるが、連歌の本質、特質、役割を明らかにすると同時に、連歌が和歌と同じく由緒の正しい文学であることを説くのに主力が注がれており、救済(きゅうせい)と良基による連歌道の確立を宣言する理論書とみることのできるものである。
[木藤才蔵]
『木藤才蔵他校注『日本古典文学大系66 連歌論集他』(1961・岩波書店)』
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