デジタル大辞泉 「箪食壺漿」の意味・読み・例文・類語 たんし‐こしょう〔‐コシヤウ〕【×箪▽食×壺×漿/×箪▽食×瓠×漿】 《「孟子」梁恵王下から》竹の器に盛った飯と、壺つぼに入れた飲み物。また、飲食物を携えて軍隊などを歓迎すること。「降参の者共、はっと―して、大御酒みき果物御前につらね」〈浄・日本武尊〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「箪食壺漿」の意味・読み・例文・類語 たんし‐こしょう‥コシャウ【箪食瓠漿・箪食壺漿】 〘 名詞 〙 竹製の器に盛った食物と、ひさごや壺に入れた飲み物。転じて、飲食物を携えて軍隊などを歓迎することにいう。たんしいこしょう。[初出の実例]「かうさんの者共、はっとたんしこしゃうして、大みきくだ物前につらね」(出典:浄瑠璃・日本武尊吾妻鑑(1720)五)[その他の文献]〔孟子‐梁恵王・下〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例