篤実(読み)トクジツ

デジタル大辞泉 「篤実」の意味・読み・例文・類語

とく‐じつ【篤実】

[名・形動]情が深く誠実なこと。また、そのさま。「篤実人柄
[派生]とくじつさ[名]
[類語]誠実真摯忠実至誠信実篤厚大まじめまじめ几帳面生まじめくそまじめ愚直四角四面質実堅実堅気かたぎ実直謹厳生一本一本気勤勉律儀義理堅い義理立て良心的プレーン単純純粋シンプル純然純一至純純乎じゅんこ純正純良単一純化質素簡素つましい地味つづまやかつつましいつつましやか清貧素朴純朴朴訥ぼくとつ質朴真率清楚実体じってい朴直忠実忠実まめまめしいきりきりしゃんきりりきりっと甲斐甲斐しいきびきびてきぱきしゃきしゃきはきはきすいすい忠実まめ忠実まめやか小忠実こまめ手忠実てまめ足忠実あしまめ筆忠実ふでまめ骨身を惜しまずきちんと規則正しい手取り足取りちゃんとしっかりしゃんときちんきちんきっちりかっちりがっちり規則的整然

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精選版 日本国語大辞典 「篤実」の意味・読み・例文・類語

とく‐じつ【篤実】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人情にあつく実直なこと。また、そのさま。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「文三は篤実温厚な男」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)
    2. [その他の文献]〔易経‐大畜卦〕

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普及版 字通 「篤実」の読み・字形・画数・意味

【篤実】とくじつ

親切で誠実。〔易、大畜、彖伝〕大畜は剛篤實にして輝光あり。日に其のを新(あら)たにす。

字通「篤」の項目を見る

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