籬落(読み)リラク

デジタル大辞泉 「籬落」の意味・読み・例文・類語

り‐らく【×籬落】

竹や柴などで編んだ垣。まがき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「籬落」の意味・読み・例文・類語

り‐らく【籬落】

  1. 〘 名詞 〙 竹、柴などを編んで作った垣。まがき。ませがき。
    1. [初出の実例]「籬落不要陶隠酔、蘭叢応咲楚臣紐」(出典本朝麗藻(1010か)下・除名之後初復三品〈略〉聊述鄙懐呈諸知己〈藤原佐国〉)
    2. [その他の文献]〔白居易‐邨居詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「籬落」の読み・字形・画数・意味

【籬落】りらく

まがき。宋・林逋梅花、二首、一〕詩 後の園林 纔(わづ)かに樹 水邊の籬 忽ち

字通「籬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android