粗飯(読み)ソハン

デジタル大辞泉 「粗飯」の意味・読み・例文・類語

そ‐はん【粗飯/×麁飯】

粗末な食事。人に食事を進めるときにへりくだっていう語。粗餐そさん
[類語]粗食粗餐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粗飯」の意味・読み・例文・類語

そ‐はん【粗飯・麁飯】

  1. 〘 名詞 〙 粗末な食事。素餐(そさん)。また、人にすすめる食事をへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「美食蔬飯(ソハン)にかぎらず、朝夕ごくをらくにたぶる所こそ極楽にて候」(出典咄本・一休関東咄(1672)下)
    2. [その他の文献]〔南史‐朱修之伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「粗飯」の読み・字形・画数・意味

【粗飯】そはん

粗食。

字通「粗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大山のぶ代

1936- 昭和後期-平成時代の女優,声優。昭和11年10月16日生まれ。昭和32年俳優座養成所をでて,テレビ界にはいる。NHKの「ブーフーウー」で声優としてみとめられ,54年テレビアニメ「ドラえもん...

大山のぶ代の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android