精出す(読み)セイダス

デジタル大辞泉 「精出す」の意味・読み・例文・類語

せい‐だ・す【精出す】

[動サ五(四)]一生懸命に働く。熱心に励む。「家業に―・す」
[類語]奮励努力精励頑張る踏ん張る奮闘奮発奮起勉励刻苦粉骨砕身はげ張り切るやり抜く粘る励行刻苦勉励精進精勤恪勤かっきん努めるいそしむ精を出す精が出る打ち込む注ぎ込む熱を入れる力を入れる馬力を掛ける

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精選版 日本国語大辞典 「精出す」の意味・読み・例文・類語

せい‐だ・す【精出】

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙 いっしょうけんめいに努力する。骨身を惜しまないで努める。はげむ。
    1. [初出の実例]「精出して摘とも見えぬ若菜哉〈野水〉」(出典:俳諧・曠野(1689)二)
    2. 「浄瑠璃を精出(セイダ)しませうが」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)

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