精妙(読み)セイミョウ

デジタル大辞泉 「精妙」の意味・読み・例文・類語

せい‐みょう〔‐メウ〕【精妙】

[名・形動]極めて細かく巧みであること。また、そのさま。「精妙な仕組み」
[類語]精密綿密厳密緻密細密詳密精巧巧緻精緻精到

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精選版 日本国語大辞典 「精妙」の意味・読み・例文・類語

せい‐みょう‥メウ【精妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめて細かく巧みなこと。非常にすぐれて巧みなこと。また、そのさま。微妙。神妙。
    1. [初出の実例]「好刀術精妙、潜号念流」(出典:本朝武芸小伝(1716)六)
    2. 「精妙(セイメウ)完備の画をなすことますますかたく」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)
    3. [その他の文献]〔宋史‐王著伝〕

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普及版 字通 「精妙」の読み・字形・画数・意味

【精妙】せいみよう(めう)

くわしくてすぐれる。〔呂覧、本味〕和の事、~鼎中の變は纖(びせん)にして、口言ふこと能はず、志喩(さと)すこと能はず。射陰陽四時の數の(ごと)し。

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