糞尿(読み)ふんにょう

精選版 日本国語大辞典 「糞尿」の意味・読み・例文・類語

ふん‐にょう ‥ネウ【糞尿】

〘名〙 糞と尿。大便小便
今昔(1120頃か)二「又多くの糞尿、児の身に塗て生ぜり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「糞尿」の意味・読み・例文・類語

ふん‐にょう〔‐ネウ〕【×糞尿】

大便と小便。
[類語]屎尿おわい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「糞尿」の読み・字形・画数・意味

【糞尿】ふんによう

大小便

字通「糞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典内の糞尿の言及

【屎尿処理】より

…人間が排泄(はいせつ)する大便と小便を屎尿または糞尿と呼んでおり,これを処理することを屎尿処理という。もともとは人間の住む近くの環境に排泄し,自然の浄化力にまかせていたのであるが,人口密度が大きくなると環境衛生上そのようなことができなくなり,屎尿を収集するようになる。…

※「糞尿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

アルツハイマー

[1864~1915]ドイツの精神医学者。クレペリンのもとで研究に従事。1906年、記憶障害に始まって認知機能が急速に低下し、発症から約10年で死亡に至った50代女性患者の症例を報告。クレペリンによっ...

アルツハイマーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android