糾合(読み)きゅうごう

精選版 日本国語大辞典 「糾合」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ごう キウガフ【糾合・翕キフ合】

〘名〙 (「糾」は縄をよりあわせる意) ある目標目的もとに人々を呼び集めること。一つ結集すること。鳩合
泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉一「兆民の力を糺合し且之を輔翼す」 〔春秋左伝‐僖公二六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「糾合」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ごう〔キウガフ〕【糾合/×鳩合】

[名](スル)ある目的のもとに人々を寄せ集め、まとめること。「有志を―して会を発足させる」
[類語]集合結集集結集中集散凝集密集蝟集いしゅう群集集積離合拡散分散四散散開飛散雲散離散霧散散逸雲散霧消

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「糾合」の読み・字形・画数・意味

【糾合】きゆうごう(きうがふ)

集めまとめる。〔左伝、僖二十六年〕(斉の)桓、是(ここ)を以て侯を合して、其の不協を謀る。其の闕を彌(びほう)して、其の災を匡救す。

字通「糾」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android