紅梅の匂い(読み)こうばいのにおい

精選版 日本国語大辞典 「紅梅の匂い」の意味・読み・例文・類語

こうばい【紅梅】 の 匂(にお)

  1. 女房装束または懐紙などの襲(かさね)色目の名。下を濃い紅梅に、次第に上を薄い色にしたもの。紅梅匂い。
    1. [初出の実例]「一品宮は紅梅のにほひに、濃き打ちたる、梅の織物の表著」(出典:栄花物語(1028‐92頃)歌合)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android