純綿(読み)ジュンメン

デジタル大辞泉 「純綿」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐めん【純綿】

まじりもののない綿糸。また、その綿糸で織った布地。「純綿肌着
[類語]羊毛純毛ウールカシミアモヘア木綿綿めん真綿まわたコットンジュート本絹正絹しょうけん人造絹糸シルク化学繊維

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精選版 日本国語大辞典 「純綿」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐めん【純綿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まわた。純粋な絹。〔王褒‐聖主得賢臣頌〕
  3. 人造繊維などの混じっていない木綿糸。また、その織物
    1. [初出の実例]「よく御覧。みんな純綿だよ。公定だったら税金のつく品物だから」(出典:勲章(1946)〈永井荷風〉)
  4. 混ざり物のない白米の飯。また、混ざり物がなく本物であること。
    1. [初出の実例]「外来の混じてゐない『純綿の御飯』などといふのが、さかんに用ひられてゐる」(出典:新語の考察(1944)〈加茂正一〉わが採集帳から)

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