精選版 日本国語大辞典 「素堂」の意味・読み・例文・類語
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江戸前期の俳人。山口氏。名は信章。別号に来雪、松子、素仙堂、蓮池翁。茶道の号として今日庵(こんにちあん)、其日庵(きじつあん)。甲斐(かい)(山梨県)の人。生家は素封家で酒造業を営む。20歳のころ家業を弟に譲り、江戸や京都で、漢学、和歌、書道、俳諧(はいかい)、茶道のほか、謡曲、琵琶(びわ)、香道などを学んだという。一時仕官したらしいが1679年(延宝7)には致仕、初め江戸の上野不忍池(しのばずのいけ)池畔(ちはん)に、のち葛飾(かつしか)に退隠、蕉門(しょうもん)俳人ほか人見竹洞、戸田茂睡(もすい)などとも交流、脱俗清雅の生活を送った。俳諧作品は1667年(寛文7)刊の『伊勢(いせ)踊』に初出。延宝(えんぽう)期(1673~81)には芭蕉(ばしょう)と提携して談林俳人として活躍、さらに天和(てんな)期(1681~84)以後は、その漢学の素養をもって蕉風の成立に貢献した。ただし、その後の句作はあまり多くない。俳風は淡泊温雅。その門流を葛飾蕉門とよぶ。編著に『とくとくの句合(くあわせ)』(1735)、家集に『素堂家集』(子光編と久荘編の2種類)がある。
目には青葉山郭公(やまほととぎす)はつ鰹(がつを)
[堀 信夫]
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