素王(読み)ソオウ

デジタル大辞泉 「素王」の意味・読み・例文・類語

そ‐おう〔‐ワウ〕【素王】

王の位はないが、王の徳を備えている人。儒家では孔子道家では老子をいう。

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精選版 日本国語大辞典 「素王」の意味・読み・例文・類語

そ‐おう‥ワウ【素王】

  1. 〘 名詞 〙 王の位はないが王者の徳を備えた人。ふつう儒家では孔子、道家では老子をさす。位のない王。
    1. [初出の実例]「非誰明主用君器、定識素王酬文功」(出典本朝麗藻(1010か)下・感勘解藤相公賢郎茂才蒙課試之綸旨聊呈鄙懐〈源孝道〉)
    2. 「孔子を素王と云も是義也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
    3. [その他の文献]〔孔子家語‐本姓解〕

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普及版 字通 「素王」の読み・字形・画数・意味

【素王】そおう

無冠の王。

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