素饂飩(読み)スウドン

デジタル大辞泉 「素饂飩」の意味・読み・例文・類語

す‐うどん【素××飩】

具の入らない、つゆをかけただけのうどん。主に関西でいい、関東ではかけうどんという。
[類語]饂飩麺類蕎麦冷や麦素麺パスタ狐饂飩力饂飩鍋焼き饂飩皿饂飩饂飩すき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「素饂飩」の意味・読み・例文・類語

す‐うどん【素饂飩】

  1. 〘 名詞 〙 汁をかけただけの具のないうどん。主に関西でいい、関東では「かけうどん」という。
    1. [初出の実例]「うどんを喰って行かう。素饂頓(スウドン)といふやつをな」(出典大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android