細身(読み)ホソミ

デジタル大辞泉 「細身」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐み【細身】

つくりのきゃしゃなこと。普通より細く作ってあること。また、そのもの。「細身スラックス」「細身の女性」
[類語]ひょろっと長身長躯のっぽ背高八頭身ひょろ長い・立っ端がある・ほっそりひょろひょろひょろり細い痩せる細るせ細るける痩せこける痩せさらばえるやつれる憔悴しょうすいする肉が落ちる痩身痩躯やせやせっぽちやせぎすスマートスリムか細いほそやか細細ほそぼそ細め極細細作り華奢きゃしゃ細める着やせげっそりすらりすらっとスレンダーソップ形がりがりぎすぎす痩せ枯れる痩せ衰える

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精選版 日本国語大辞典 「細身」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐み【細身】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 刀などの身の細いこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「たちは見てかへもり山たちのほそみお」(出典:歌謡・田植草紙(16C中‐後)晩歌一番)
  3. 体が細くきゃしゃなこと。また、物が普通より細く作ってあること。
    1. [初出の実例]「細身のステッキを小脇に挟んだ儘小走りに出て来たが」(出典:駅夫日記(1907)〈白柳秀湖〉一三)

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世界大百科事典(旧版)内の細身の言及

【サーンキヤ学派】より

… 精神的原理(プルシャ)に始まり,風という〈元素〉に終わるこの学派の体系を構成する諸要素は,その数から二十五諦(たい)と呼ばれる(図1,図2)。根源的思惟機能と自我意識および五つの〈微細な要素〉によって小さな身体リンガ・シャリーラliṅga‐śarīra(〈細身〉)が形成され,これが輪廻の主体で,死後も滅びることなく精神的原理(プルシャ)とともに転生する。解脱を達成するためには,物質的原理から精神的原理を独立させる必要がある。…

※「細身」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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