経路(読み)ケイロ

デジタル大辞泉 「経路」の意味・読み・例文・類語

けい‐ろ【経路/径路/×逕路】

通って行く道。通る道順。道すじ。「逃走―」
物事がたどってきた筋道過程。「地域変遷の―」
径路)ほそみち。こみち。
一方本道なるも、路程遠く、一方は―なるも、甚だ近し」〈竜渓経国美談
[類語]通り道道筋通い路

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「経路」の意味・読み・例文・類語

けい‐ろ【経路・径路・逕路】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あるものが通って行くみち。通り道。
    1. [初出の実例]「侍良が手を執って経路を教へて帰さる」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)五)
    2. 「区間及び通行の経路を指定し」(出典:道路交通法(1960)六三条)
  3. 物事がたどってきた筋道。とるべき手順
    1. [初出の実例]「唯径路(ケイロ)修行のみ有りて、単(ひとへ)阿彌陀仏を念ずべし」(出典私聚百因縁集(1257)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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