給養(読み)キュウヨウ

デジタル大辞泉 「給養」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐よう〔キフヤウ〕【給養】

[名](スル)
物を与えて養うこと。
「すべてのパン粉は…その―すべき人口割合に応じて分配す」〈河上肇貧乏物語
軍隊で、人や馬に衣食などを供給すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「給養」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ようキフヤウ【給養】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物を与えて養うこと。
    1. [初出の実例]「貧苦に迫り自ら給養すること能はずして」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)
  3. 軍隊で、人や馬に衣食などを供給すること。〔五国対照兵語字書(1881)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「給養」の読み・字形・画数・意味

【給養】きゆうよう

あてがう。

字通「給」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android