網乗り物(読み)アミノリモノ

デジタル大辞泉 「網乗り物」の意味・読み・例文・類語

あみ‐のりもの【網乗り物】

近世、士分以上の重罪人護送に用いた、網を掛けた駕籠かご

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精選版 日本国語大辞典 「網乗り物」の意味・読み・例文・類語

あみ‐のりもの【網乗物】

  1. 〘 名詞 〙 近世、士分以上の重罪人の護送に用いた駕籠(かご)。上から網をかけて、自由に出入りできないようにしたもの。あみ。
    1. [初出の実例]「塩谷判官は閉門仰附けられ、網乗物にてたった今帰られし」(出典:浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)三)

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