網杓子(読み)アミジャクシ

デジタル大辞泉 「網杓子」の意味・読み・例文・類語

あみ‐じゃくし【網×杓子】

細かい金網でできた杓子。てんぷらの揚げかすなどをすくうのに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「網杓子」の意味・読み・例文・類語

あみ‐じゃくし【網杓子】

  1. 〘 名詞 〙 目の細かい金網で作った杓子。汁の実、だしがらなどをすくう。
    1. [初出の実例]「唐物屋七左衛門網杓子一柄持ち来る」(出典:隔蓂記‐慶安四年(1651)一月一日)

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食器・調理器具がわかる辞典 「網杓子」の解説

あみじゃくし【網杓子】

調理器具一つで、金網でできたしゃくし。揚げ物を引き上げたり、揚げかすを取ったり、だしがらをすくい取ったりするのに用いる。多くは丸形で、いろいろな網目の大きさがある。

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