綿雪(読み)ワタユキ

デジタル大辞泉 「綿雪」の意味・読み・例文・類語

わた‐ゆき【綿雪】

綿をちぎったような大きな雪片の雪。ぼたん雪よりやや小さめのもの。 冬》
[類語]牡丹雪みぞれ氷雨あられひょう白雪はくせつ白雪しらゆきダイヤモンドダスト淡雪粉雪細雪締まり雪ざらめ雪小雪風花大雪豪雪どか雪吹雪吹雪く地吹雪雪嵐暴風雪ブリザード雪煙初雪新雪積雪根雪万年雪深雪しんせつ深雪みゆき残雪春雪

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精選版 日本国語大辞典 「綿雪」の意味・読み・例文・類語

わた‐ゆき【綿雪】

  1. 〘 名詞 〙 もめん綿をちぎったような大片の雪。ぼたん雪より少し小さいものをいう。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「午後は綿雪(ワタユキ)片々飄々、終日間断(たへま)なく降り暮らす」(出典:自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉湘南雑筆)

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