縦横自在(読み)じゅうおうじざい

精選版 日本国語大辞典 「縦横自在」の意味・読み・例文・類語

じゅうおう‐じざいジュウワウ‥【縦横自在】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 自分の心のままに行なうこと。また、そのさま。思う存分。自由自在。
    1. [初出の実例]「リケンヲ ヒッサゲ jǔuǒ jizaini(ジュウワウジザイニ) キリ メグル」(出典サントスの御作業の内抜書(1591)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「縦横自在」の解説

縦横自在

自分の心のままに行うこと。また、そのさま。思う存分。自由自在。

[活用] ―な。

[使用例] 良寛様の書は、例えそれが晩年作にしても、さまざまな書技のさばきがあり、ときどき心境の異変的開きがあって縦横自在の変化を見せて、かりそめにも一つ二つのよりどころに膠着するところがない[北大路魯山人*良寛様の書|1938]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android