美女(読み)ビジョ

デジタル大辞泉 「美女」の意味・読み・例文・類語

び‐じょ〔‐ヂヨ〕【美女】

容姿美しい女性。美人
[類語]美人佳人麗人別嬪シャン名花小町マドンナ色女大和撫子美少女美形美姫びき尤物ゆうぶつ解語の花傾城傾国

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精選版 日本国語大辞典 「美女」の意味・読み・例文・類語

び‐じょ‥ヂョ【美女】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 容姿の美しい女。びんじょ。⇔悪女
    1. [初出の実例]「美女花簪伝芳命、一言猶是粉骨情」(出典文華秀麗集(818)上・奉拝掖庭、簡橘尚書〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐燕策三〕
  3. ( 「未女」とも書く。美人を使ったところからという ) 召使の女。女中。非上。びんじょ。
    1. [初出の実例]「二人の美女を具せられけり」(出典:平松家本平家(13C前)九)

くわし‐めくはし‥【美女】

  1. 〘 名詞 〙 美しい女性。美女。くわしいも。
    1. [初出の実例]「遠遠し 高志(こし)の国に 賢(さか)し女(め)を 有りと聞かして 久波志売(クハシメ)を 有りと聞こして」(出典:古事記(712)上・歌謡)

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