羽二重肌(読み)ハブタエハダ

デジタル大辞泉 「羽二重肌」の意味・読み・例文・類語

はぶたえ‐はだ〔はぶたへ‐〕【羽二重肌】

羽二重のように、きめが細かく、色白で滑らかな肌。もち肌。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「羽二重肌」の意味・読み・例文・類語

はぶたえ‐はだはぶたへ‥【羽二重肌】

  1. 〘 名詞 〙 羽二重のように、きめが細かくなめらかで白い肌。餠膚。饅頭膚(まんじゅうはだ)
    1. [初出の実例]「夫(それ)で灸(やいと)の跡一つ無(ね)へツテエなア実女殺しの羽二重肌(ハブタヘハダ)」(出典団団珍聞‐五五七号(1886))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android