東京都大田区南東端にある地区。南は多摩川(たまがわ)、東は東京湾で多摩川河口の三角州と埋立地(空港)からなる。古くは扇状地の形から扇ヶ浜(おおぎがはま)ともよばれたが、羽田の地名もその形状に関係すると考えられる。漁村として発達、江戸時代はのりの産地として知られたが、1931年(昭和6)飛行場が開かれ、1952年(昭和27)東京国際空港となってから全国に知られるようになった。穴守稲荷神社(あなもりいなりじんじゃ)は江戸時代、商売繁盛の神として信仰を集め、もとは空港内にあったが、1948年、現在地(羽田5丁目)に移され、空港の駐車場に鳥居だけが残されていた。その鳥居も、1999年(平成11)空港の沖合い展開拡張工事に伴い、約800メートル離れた空港内南西部弁天橋近くの空地に移転した。京浜急行電鉄空港線(京急蒲田(かまた)―羽田空港第1・第2ターミナル)、東京モノレールが通る。
[沢田 清]
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