翁焼(読み)オキナヤキ

デジタル大辞泉 「翁焼」の意味・読み・例文・類語

おきな‐やき【翁焼(き)】

たいの切り身を味醂みりんで溶いた白味噌に漬けておき、焼いてさらに白味噌を塗った料理白髪の翁にあやかって祝膳に使う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「翁焼」の意味・読み・例文・類語

おきな‐やき【翁焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. タイの切り身を、みりんで溶いた白みそに漬けて焼いてから、そのみそを塗ってさっとあぶったもの。白髪の翁のように白く焼きあげたもので、主に祝膳の料理に用いる。
  3. 魚などに昆布の粉をかけて焼くこと。また、そのもの。〔日本料理通(1930)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android