翼手龍(読み)よくしゅりゅう

精選版 日本国語大辞典 「翼手龍」の意味・読み・例文・類語

よくしゅ‐りゅう【翼手龍】

  1. 〘 名詞 〙 翼龍目の一部の化石爬虫類の総称。プテロダクチルス、プテラノドンなど。中生代三畳紀から白亜紀にかけて生存した。外形は鳥に似て、大形種は翼の開張約一〇メートルにもおよぶ。頭部に大きなくちばしをもち、小さな鋭い円錐形の歯を多数具える。ドイツフランスなどで発掘された。よくしゅりょう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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