老骨(読み)ロウコツ

デジタル大辞泉 「老骨」の意味・読み・例文・類語

ろう‐こつ〔ラウ‐〕【老骨】

年老いたからだ。老体老躯ろうく。また、老人がみずからをへりくだっていう語。「老骨にむち打つ」
[類語]老躯老体老人年寄り隠居ロートル・年配者・高齢者老いシニア老いぼれ長老老輩

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精選版 日本国語大辞典 「老骨」の意味・読み・例文・類語

ろう‐こつラウ‥【老骨】

  1. 〘 名詞 〙 老いたからだの骨。また、年老いたからだ、あるいは、その人。老体。老躯(ろうく)。老人が自分をへりくだっていう場合もある。
    1. [初出の実例]「千葉介常胤不老骨忍旅泊之条、殊神妙」(出典吾妻鏡‐元暦二年(1185)三月一一日)
    2. 「老先短い老骨に鞭打って書き綴ったもの」(出典:体源抄由来(1965)〈唐木順三〉二)
    3. [その他の文献]〔江書要録‐二〕

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