聖帝(読み)セイテイ

デジタル大辞泉 「聖帝」の意味・読み・例文・類語

せい‐てい【聖帝】

徳の高い天子。また、天子を敬っていう語。聖天子

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精選版 日本国語大辞典 「聖帝」の意味・読み・例文・類語

せい‐てい【聖帝】

  1. 〘 名詞 〙 徳の高い天子。また、天子の尊称。ひじりのきみ。ひじりのみかど。聖天子。聖王
    1. [初出の実例]「慈悲聖帝。示終之日〈略〉授印璽於慈尊、教撫民於摂臣」(出典三教指帰(797頃)下)
    2. 「醍醐の聖帝とまして、世の中に天の下めでたき例にひき奉るなれ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)月の宴)
    3. [その他の文献]〔白居易‐汎渭賦〕

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普及版 字通 「聖帝」の読み・字形・画数・意味

【聖帝】せいてい

聖王。

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